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『母さんのいとし子』ラオスの短編小説集

2015 - 07/15 [Wed] - 00:00

『母さんのいとし子』ラオスの短編小説集


ウティン・ブンニャーウォン

前田初江訳

Ref.東京外国語大学OPAC 母さんのいとし子 : ラオスの短編小説集

著者略歴(本書から)

ウティン・ブンニャウォン
1942年、サイニャブリー県に生まれる。10歳の時、進級のため親戚を頼りヴィエンチャンに移り住む。
28歳の時、レーンプーバーグンというペンネームで小説を書き始める。文芸誌「パイナーム」(1972年創刊)、「ワンナシン」(1978年創刊)の当初から常連の執筆者として、短編小説の他、随筆など多くの作品を発表する。
また、ラオス作家協会の設立にも貢献し、協会発行の。新聞「シアンケーンラーオ」の編集に携わる。
短編小説集「母さんのいとし子」(1991年刊)は1970年から1991年の間に発表した作品12編をまとめたもの。平易な文章で家族愛や友情、自然描写を表現していると定評がある。
情報文化省の文芸局勤務時代に1981年より4年間ロシアへ赴任。退官し、アメリカに滞在の後、東京外国語大学ラオス語専攻の助教授として教鞭をとる。氏の作品は、ロシア語、ベトナム語、タイ語、英語に翻訳出版されている。
2000年没。

ラオスのヴィエンチャン空港内の小さな土産屋でラオスの作家の小説集(和訳)を見つけた。

その土地の民話や小説は、その土地の文化や人間気質などを、より深く理解するのに役立つ。

特に和訳ものは貴重で、購入することで作家や文芸を支援することにも繋がる。

ラオスの小説と言っても、読んだことが無いので、期待するような内容や、作風など、先入観も無い。

読み終わってみて、なかなか良かった。

ウティン・ブンニャウォンのこの短編集は、どれもしっかりしたメッセージ性の強い作品だった。
読者に改めて考えさせるような深い内容をもちつつ、ラオスの自然や庶民生活、風習が描写され、話の結末まで楽しませてくれる。
ラオスの経済や生活スタイルの現代化にともなう道徳観、価値観の変化に対し、再考させる社会的なメッセージ性のある作品も良かった。

ラオスへ行く前に、ラオスの概要に目を通すと、平均所得はタイの3分の1くらいで、インフラ整備もまたまだ手付かずなのが現状。

ヴィエンチャンでは、外資系経営者と話しをするなかで、ラオス政府は、当然、経済や暮らしの発展を目指してはいるが、ラオスの人たちは、例えば、東京やニューヨークのような発展や生活スタイルを望んでいるんだろうか、という内容の問い掛けをしたところだった。

今後のラオスが、どう展開していくのか、見守りつつも、ラオス人の価値観という点で、ラオス人自身が投げ掛ける問題意識を知る意味でも、本書は読む価値があった。

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