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東南アジアを学ぼう 「メコン圏」入門 (ちくまプリマー新書)
2014 - 10/17 [Fri] - 00:00
■内容(「BOOK」データベースより)
戦場から市場へ―戦火が絶えなかった東南アジア大陸部は、“メコン圏”構想のもと国境を越えた人やモノの動きが活発になっている。交通と経済・社会との密接な関係の解明を目指す著者が、「変化」と「活気」の中にあるこの地域の過去と現在を語る。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柿崎/一郎
1971年静岡県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。横浜市立大学国際総合科学部准教授。タイを中心とするメコン川流域の交通網の発展や、バンコクの都市交通の整備に関する研究を進める。著書に、『タイ経済と鉄道―1885~1935年』(日本経済評論社、大平正芳記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 メコン圏とは?
第1章 南北回廊(ハイフォン~昆明~バンコク)(紅河沿いの鉄道(ハイフォン~昆明)
山峡を貫く高速道路(昆明~景洪)
メコンの川下りと新たな陸路(景洪~チエンセーン・チエンコーン) ほか)
第2章 東西回廊(モーラミャイン~ダナン)(タイを横切る道(モーラミャイン~コーンケン)
分断の川メコン(コーンケン~サワンナケート)
アンナン山脈越えのルート(サワンナケート~ドンハ) ほか)
第3章 南回廊(ヴンタウ~バンコク)(メコン・デルタをさかのぼって(ヴンタウ~プノンペン)
疲弊した鉄路(プノンペン~バッドムボーン)
かつての国際鉄道(バッドムボーン~バンコク) ほか)
終章 メコン圏から見えること
■レビュー
各経済回廊についての記述は、なかなか興味深い。
東南アジアの経済回廊は、今これから、物流網として整備が進んでおり、周辺地域の開発や売り込みが行われている。
一方で、この経済回廊の状況をテーマに語った出版物は、意外に無い。
専門書ではなく、読み物的な書籍ではあるが、経済回廊を旅するように、この物流網を垣間見るには、充分価値がある。
ただ、2011年出版にしては、南北回廊のバンコク(タイ)~ビエンチャン(ラオス)~ハノイ(ベトナム)のルートについては、記述がないのが残念。
![]() | 東南アジアを学ぼう 「メコン圏」入門 (ちくまプリマー新書) (2011/02/09) 柿崎 一郎 商品詳細を見る |
戦場から市場へ―戦火が絶えなかった東南アジア大陸部は、“メコン圏”構想のもと国境を越えた人やモノの動きが活発になっている。交通と経済・社会との密接な関係の解明を目指す著者が、「変化」と「活気」の中にあるこの地域の過去と現在を語る。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柿崎/一郎
1971年静岡県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。横浜市立大学国際総合科学部准教授。タイを中心とするメコン川流域の交通網の発展や、バンコクの都市交通の整備に関する研究を進める。著書に、『タイ経済と鉄道―1885~1935年』(日本経済評論社、大平正芳記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 メコン圏とは?
第1章 南北回廊(ハイフォン~昆明~バンコク)(紅河沿いの鉄道(ハイフォン~昆明)
山峡を貫く高速道路(昆明~景洪)
メコンの川下りと新たな陸路(景洪~チエンセーン・チエンコーン) ほか)
第2章 東西回廊(モーラミャイン~ダナン)(タイを横切る道(モーラミャイン~コーンケン)
分断の川メコン(コーンケン~サワンナケート)
アンナン山脈越えのルート(サワンナケート~ドンハ) ほか)
第3章 南回廊(ヴンタウ~バンコク)(メコン・デルタをさかのぼって(ヴンタウ~プノンペン)
疲弊した鉄路(プノンペン~バッドムボーン)
かつての国際鉄道(バッドムボーン~バンコク) ほか)
終章 メコン圏から見えること
■レビュー
各経済回廊についての記述は、なかなか興味深い。
東南アジアの経済回廊は、今これから、物流網として整備が進んでおり、周辺地域の開発や売り込みが行われている。
一方で、この経済回廊の状況をテーマに語った出版物は、意外に無い。
専門書ではなく、読み物的な書籍ではあるが、経済回廊を旅するように、この物流網を垣間見るには、充分価値がある。
ただ、2011年出版にしては、南北回廊のバンコク(タイ)~ビエンチャン(ラオス)~ハノイ(ベトナム)のルートについては、記述がないのが残念。
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